トライバルラグ展 2022

10月8日(土)から16日(日)までトライバルラグ展2022 ~アフガニスタン周辺のキリムと絨毯~を開催します。会場はエイトデイズから歩いて数分の雑貨店スケッチイン・ハイクさんの2F、例年と同じ会場です。8日(土)と9日(日)は輸入元のtribe榊さんも在店いたします。トライバルラグを30年以上に渡って扱っておられる榊さんは、特にアフガニスタンからイランにかけての部族絨毯にとても詳しく、豊富な知識と経験からくるお話には、最近のラグブームで個人輸入されているようなお店さんではわからないようなことがたくさんあるのです。

初めて開催したのは2018年だったでしょうか、、。今、流行りだからこそきちんとした背景を知ることが私たちにも必要なのだと思います。この機会に是非。よろしくお願いいたします。

バッグフェイスと小さなラグ展

GW期間中から「バッグフェイスと小さなラグ展」開催しております。バッグフェイスとは遊牧民が移動の時に使うサドルバッグなどを解体した小さなラグのことです。多くは裏側がキリム織りになっていますが、表面のラグ部分のみのことをバッグフェイスと呼びます。正方形のものが多いです。長方形のものはバーリシトと呼ばれる枕にしたりする袋状のもので、やはり裏側はキリムになっています。どちらも古くて良いものは少なくなってきているようです。

インスタなどでよく見かけるトルクメンギュルのような柄のヴィンテージ?ミニラグはパキスタン製のものが多く、とてもトライバルラグなどというものではないことがあるようです。

さて、ゴールデンウィーク中は休まず営業します。よろしくお願い致します。

今日のひとしな

暮らしとおしゃれの編集室というサイトの「今日のひとしな」の10月を担当しております。トライバルラグを中心に洋服なども少し紹介していく予定です。是非ご覧ください。

https://kurashi-to-oshare.jp/tags/eightdays/

またそれにリンクする形で、毎日トライバルラグをONLINE STOREに掲載していきます。よろしくお願いいたします。

バルーチ族 プレイヤーラグ

バルーチ族のプレイヤーラグ(祈祷用絨毯)が入荷しました。いわゆるモスクデザインで、主にアフガニスタン周辺のバルーチ族によって織られたもののようです。モスクをかたどったデザインのすぐ下と絨毯の下部に3つの長方形があり、中は八角形、ダイヤ形、そして十字で構成されています。またサイドの白で囲われた部分にもダイヤ形と十字があしらわれています。手元にあるbeouch prayer rugsという本によると、これらのモチーフはアフガニスタンのモスクデザインの典型のようですね。とても柔らかくしなやかで比較的薄手のラグです。100年ほど前、20世紀初頭でしょうか。全体的なコンデションも良く、おすすめです。

new arrivals

トライバルラグが入荷しています。1枚目はバッグフェイスやバーリシトなど。比較的小さめのもです。2枚目はバルーチ族のプレイヤーラグ。アンティークです。3枚目はトルクメン。こちらもかなり古いもののようです。

トライバルラグ第2弾

ようやく第2弾もアップしました。#016,017,018のバーリシト3点、そして#026から#035までキリム10点です。ONLINE STOREでご覧いただけます。

またInstagramでも個別の紹介をしていこうかと思います。i-phoneで撮った方が良くわかる場合がございますので、よろしければご覧ください。

今回の企画は、輸入元であるtribe榊氏のご協力により実現いたしました。氏のトライバルラグに関する知識と愛情は、とても深いです。西アジアを中心としたこれらの遊牧民の世界観は、私にとって新鮮な驚きでした。これらの素晴らしいラグやキリムを伝えていくお手伝いが少しでもできれば、と思っています。

それではよろしくお願いいたします。

オンライン・トライバルラグ展のお知らせ

ONLINE STOREにトライバルラグ展の商品をアップしました。20点ほどになります。今回の分はラグになります。2,3日中に主にキリムを追加で掲載予定です。tribeの榊さんによる詳しい説明がありますので、ご在宅の折、是非お読みいただければと思います。tribal rug はなかなか奥の深い世界で、最近では(自分を含め)販売者ですらあまり知識がないのが実情です。この機会に是非。

オンライン トライバルラグ展につきまして

お知らせしていました”オンライン トライバルラグ展”ですが、ようやく準備が整いつつあります。一度に全部を公開するのは無理があるので、2回くらいに分けてアップする予定です。第1弾は5月2日(土)になると思います。今回はtribeの榊さんによる、少し詳しい商品説明もご用意する予定です。ちゃんとした解説を目にする機会も少ないので、是非ご覧いただければと思います。

それでは今しばらくお待ちください。よろしくお願いいたします。

トライバルラグ展を終えて

10日(日)まで開催しておりましたトライバルラグ展ですが、無事終了することができました。ご来場いただきました皆様、誠にありがとうございます。会場がスケッチイン・ハイクの2Fだったため、僕自身はほとんど在店できませんでしたが、多くの方に見てもらえたとのことで大変うれしく思っています。またお買い上げいただきましたお客様には心よりお礼申し上げます。

tribeの榊さんも比較的若いお客様が多く喜んでおられました。来年の開催は今のところまだ未定ですが、なるべく継続できるように頑張りたいです。またエイトデイズでは引き続きトライバルラグやキリムの販売をしていきます。榊さんとやり取りしながら、新しい商品も入れられるようにしていくつもりです。何かご要望などありましたら、ご遠慮なくおっしゃってください。

それでは引き続きよろしくお願いいたします。

「トライバルラグ展」開催

本日より須坂スケッチイン・ハイクの2Fスペースにて遊牧民の絨毯やキリムの展示販売会が開催されています。期間は11月10日(日)まで、5日(火)はお休みです。本日午後3時より輸入元のtribeさんのお話し会も開催されます。今回はシベリアの遺跡にて発掘された約2500年前の絨毯についてや、祇園祭の屋台に飾られる絨毯について等々、とても興味深い内容です。是非ご参加ください。


こちらはトルクメンのチュバルと呼ばれる袋物。テント内でこのようにぶら下げてモノを入れるものだそうです。

慌てて写真を撮ったのでちょっとボケ過ぎていますが、チラリと見える裏側の上部分にもしっかり装飾が施されていて、その美意識に驚かされます。


シャーセバン族のマフラッシュという布団袋を開いたもの。スマック織りという技法を使い、美しく織られたキリムです。繊細でありながら力強さも感じます。アンティークのマフラッシュは、普段あまりお目にかかれないものです。