ブライアン・ジョーンズ、そしてジャジューカ。
僕にとっては、それこそがモロッコのイメージだった。
音楽そのものと言うよりは、あのアルバム自体が持つ一種異様な雰囲気。
中古レコード店に誇らしげに飾られ、決して手に入れることの出来ないもの。
あの不思議な音楽にとって、それはあらかじめ約束された場所のように僕には思えた。
エッサウィラ、サハラ砂漠、グナワ・ゲンブリの音。
マラケシュのメディナ奥深くに広がるスーク。
warang wayanのバスケットには彼の地の香りが残っているように思う。
砂漠の砂埃が匂いとなって、1万キロ離れたここ須坂の古い家屋の店内にかすかに漂う。
そんなwarang wayan moroccoのものを中心としたフェアを、4月27日(土)からエイトデイズにて行ないます。
詳細はまた後日。
よろしくお願い致します。