シナの縄の裂き織りバッグ

エフスタイルのシナの縄シリーズ、今回は裂き織りのねじり袋も入荷しています。¥18900(税込み)

シナの木の皮の繊維をつなげて強くよりをかけた糸を縦糸にして、綿布を裂いたものを横糸に、湿気のある寒冷期にはた織りした生地で作られています。ねじり袋という昔の穀物袋を参考にして作られています。いつも思うのですが、エフスタイルの商品は素材とデザインとがとてもよく吟味されており、伝統的な形を用いても非常に洗練された印象を受けます。作り手自身がとても気持ちよく仕事をしている様子が、商品から伝わってくるようです。肩からも掛けられるので、男性が持っても良いと思います。

シナの縄のマルシェバッグ

エフスタイルよりシナの縄のマルシェバッグ(S)が入荷しました。幻ともいわれるアンギン編みによるもの。¥18900(税込み)

エフスタイルのシナ織りについて
シナの木の繊維で縄を綯い、指編みによる原始的な手仕事によってひとつひとつ作られています。またシナ布は水に強く丈夫で古代織物のひとつとして受け継がれている日本の民芸細工です。今日では新潟県山北町の集落の他、二、三の山里でほそぼそと織り継がれているに過ぎません。エフスタイルでは、今に残るシナ織について考え、集落に足を運び、いくつかの商品を提案しています。

ゴーシュ ツイードコットン天竺 カットソー

ゴーシュのツイードコットン天竺のカットソーです。

こちらはいわゆるセーターではなくカットソー、横編み(ニット編み)でなく丸編み(カットソー編み)になっています。表地は英国羊毛、そして裏地がコットンという二重構造で、しかも2枚目の写真でわかるように、表と裏でかなり編みのゲージが違います。これはもちろん別々に編んで張り合わせているわけではなく、表裏同時に編んでいくというもので、かなり特殊な編機を使わないとできないそうです。

duofoldというアメリカのインナーウェアがあります。ご存知の方も多いと思いますが、やはり似たような二重構造になっています。特に60年代頃のコットンを使った同社の製品が好きで、昔はよく集めていました。なんだかそんなゴーシュ版duofoldみたいですね、このカットソー。二重になっているため、空気の層が間にできてとても暖かいのです。ゴーシュの素材に対するアプローチの仕方というか、引き出しの多さにいつも驚かされます。