明日から始まるヒムカシ製図のほぼカットソー展、準備完了です。ヒムカシの洋服にはいつも新鮮な驚きがあります。「革新性のなかからこそ、新しいスタンダードは生まれる。最初からスタンダードを装っているものは一瞬で消えていく。」とリリー・フランキーが宮沢りえとの対談の中で語っていましたね。もちろんヒムカシの洋服がスタンダードになるというわけではないにせよ、新しい試みというものがなくなってしまえば、世の中は随分つまらないものになってしまうような気がします。
ヘリンボーン織のウール。肌触りはカシミヤのようになめらかです。サイズ1と3の展開。1のほうが着丈は長いのですが身幅は細め、3は着丈は短めでゆったりとしたサイズ感になっています。男性は3、女性は着かたによってどちらのサイズでもカワイイです。前後にポケットとボタンが対象になる位置についていて、留めると不思議なドレープができます。黒とブラウンの2色展開です。
圧縮ウールのベスト。サイドのスナップボタンが特徴的。実際に手に取ってみないと面白さは伝わらないかもしれませんが、これまたかなり良いです。僕も欲しいのですが、在庫少量につきとりあえずは店頭にございます。ブルーはサイズ1のみ、グリーンはサイズ1と3があります。
どちらも見たことのないような素材、見たことのないようなデザインですが、普段のコーディネイトにもすんなりと溶け込みそうです。