Hazey Jane

Hazeyには「かすんだ」「ぼんやりとした」といった意味があるらしい。僕にとってはニック・ドレイクの存在そのものがHazey。オープンチューニングで弾く独特の音色のギターはとても繊細で美しい。と同時にその音楽には、どこかとらえどころのない不安定さも感じてしまう。3枚のアルバムといくつかの音源を残して早逝してしまったニック・ドレイク。1度聴いたら忘れられない音楽のひとつだと思います。

最近は、ハッキリしたものよりも、とらえどころのないHazeyなモノが好きだったりする。解釈に幅があるって素敵なことだと思う。