tribal rug ehxhibition-西アジア染織物と遊牧民

明日11月2日(金)より、須坂の雑貨店スケッチイン・ハイクさんの2Fスペースにて、tribalrug exhibitionnを開催させていただきます。本日準備もほぼ完了しました。面白いラグが沢山ありますので、この際に是非。

明日2日(金)はエイトデイズ店舗は臨時休業です。3日(土)は夕方5時頃までの営業になります。よろしくお願い致します。

tribal rug exhibition 開催に関して

いよいよ今週の金曜日から始まる「tribal rug exhibition~西アジアの染織物と遊牧民」。DMをお渡しすると、多くの方に「ギャベとは違うモノなの?」という質問を受けますので、トライバルラグとギャベの関係、そしてそラグとキリムの違いなど、基本的なことについて説明したいと思います。

ギャベはもともとはトライバルラグの一種です。ザクロス山脈周辺の遊牧民は夏になると羊を連れて高地にキャンプに行くそうですが、そのあたりでは夏に雨が降ることがない為、テントを持たずに寝具としての敷物のみ持って行きます。そのために織られたものがギャベだった、、、ということのようです。詳しくはトライブさんのサイトに記事がありますので、ご興味のある方はどうぞ。
コチラ→

80年代にギャベに注目したトライバルラグ研究家がおり、そのコレクションを参考にしながら現代的に作られているのが、現在流通しているギャベと言えます。本来、遊牧生活の中で織られていたラグ(ギャベ)は、現在のギャベに比べると薄手で、折りたためるものなのです。遊牧民は移動するので、重く厚手のラグを何枚も運ぶことはできません。ただ現代人の嗜好に合わせて作り変えるというのは決して悪いことではないですし、むしろ当たり前のことだと思います。つまり現代のギャベにも良さがあり、そしてトライバルラグにはトライバルラグの良さがある、ということなのです。

さて、ラグとは絨毯のことですが、部屋全体に敷き詰めるようなものをカーペット、比較的小ぶりなものをラグ、と呼ぶことが多いようです。たて糸とよこ糸の間にひとつひとつ糸を結んでいくことによって柄を表現しています。ペルシャ絨毯では結び目の細かさ(ノット数)で価値を決めるようなこともされているようですが、トライバルラグはノット数=絨毯の価値ではありません。織り、ウールの質、染色、などいろいろな要素があり、人それぞれの嗜好が選ぶ基準になります。そこがトライバルラグの面白さであると思います。

写真はイラン北東部ホラサーン地方のバルーチ族によるラグ。天然染料による深い赤や藍色が美しく、たて糸のウールにも光沢があります。バルーチ族のものは比較的数が多く手に入れやすいですし、落ちついた色目が日本家屋にもよく合うので、おススメです。

そしてたて糸とよこ糸のみで構成された平織のものがキリムです。平織と言ってもスマック織などの技法があるので、一筋縄ではいかないです。シャーセバン族のようにほとんどキリムしか織っていない部族もいるようですね。

コチラはアナトリア地方のコンヤキリム。幅は80㎝ほどしかありませんが、長さは4mあります。本来は対になっていて、真ん中で縫い合わせているものの片方です。テントの中でほこり除けなどに使うモノのようです。遊牧生活の中で使われていた古いキリムは、専門サイト等で見ることができますが、高額なのでなかなか買えません。これはキリムコレクターからすればイマイチなようで、結構安かったです(笑)。年代は19世紀終わりから20世紀初頭くらいだそうです。ラグよりは状態の判断がしやすいので、知識があればネットで買うことも可能だと思います。

今回の展示会はトライバルラグを30年にわたり輸入しているトライブさんのご協力で実現しました。オールドものが多いですが、コンデションは本当に素晴らしく、畳の上でも使っていただけるようなものばかりです。ペルシャ絨毯やギャベなどに親しんでいる方からすると、比較的安いと思われるかもしれません。是非この機会にトライバルラグの世界に触れてみて下さい。会場はスケッチイン・ハイクの2Fです。よろしくお願い致します。

Have One for Life / エフスタイルの協働シリーズ


エフスタイルの”Have One for Life”から、新潟在住の齋藤伸絵さんによるホームスパンマフラーです。寒い時期にエフスタイルのお二人とお会いすると、齋藤さんが紡いだウールのブランケットやマフラーを身につけているのをよく目にしていました。今回、エフスタイルから齋藤さんのホームスパンマフラーが初めて販売されることになりました。初回は少量とのことでしたので、控えめに各1枚のみの入荷です。スーピマコットン、アンゴラ、ファインメリノウールの混合です。優しい肌触りです。


こちらは曽田さんとの協働です。以前開催した曽田さんの展示会でも販売した事がある、イノシシのバッグです。まったく端材を出さない、という「そもそも」のところから考えられたバッグです。こちらはブラウンのもの。迫力がありますね。


そしてこちらが黒白タイプ。サイズが少し大きめです。

とこの記事を書こうとしていたら、曽田さんが突然お店に来られてビックリ。他の用事もからめて納品に来てくれました。ですのでラスカバン(S)、(M)、そしてリックも入荷しています。リュックではなくリック、なんだそうです。ホワイトアルバムの話等、相変わらず楽しいひとときでした。50周年CD、買おうかな~。

その他にも籐のかご(丸)やホールガーメントのウールニットなど、いろいろ入荷しています。

tribal rug exhibition(トライバルラグ エキジビジョン)のお知らせ

11月2日(金)より11日(日)まで、「tribal rug exhibition-西アジアの染織物と遊牧民」と題した展示会を開催いたします。場所は同じく須坂にある雑貨店「スケッチイン・ハイク」の2Fです。エイトデイズから歩いて7、8分の場所です。今回はスケッチイン・ハイクとエイトデイズの共催という形になります。初めての試みで、僕自身もとても楽しみにしています。

トライバルラグは今までこのブログでも何回か紹介しておりますが、もともとは西アジア広域にまたがって暮らすさまざまな遊牧民が、その生活の中で使うために織られた絨毯やキリムのことを言います。現在では村に定住して織られているもの、商業用に大きな工房で織られているもの、などその形態はさまざまです。部族によって柄に特徴があり、とてもユニークで美しい織物なのです。今回はトライバルラグを30年以上にわたって輸入されているtribeさんのご協力により、アンティークやオールドの素晴らしいトライバルラグを展示販売させていただきます。また3日(土)の午後5時より1930年代に撮影された貴重なドキュメンタリーの上映会もございます。なかなか観られないものですので、この機会に是非。皆様のお越しをお待ちしております。

なお、エイトデイズ店舗の営業ですが、2日(金)は臨時休業です。また3日(土)は午後5時までの営業です。僕も上映会に参加したいので、、、。それ以降は通常通り営業していますので、展示会にお越しの際はついでにお立ち寄りいただけると嬉しいです。感想なども聞かせてください。展示会について何かわからない事等ございましたら、エイトデイズでもスケッチイン・ハイクでもどちらでも結構ですので、お問い合わせください。それではよろしくお願い致します。

LA BAUME(ラ・ボーム)-モカシン・ハイ ヘアカーフ

La baume(ラ・ボーム)のモカシンが入荷しました。木型を使わずハンドメイドされているので、足をぎゅっと入れることによって、その人の足のかたちに革が形成されるというもの。ポーランドのブランドです。各パーツごとに仕様を選べるので、発注するのも楽しいのです。今回はハイカットで、ナチュラルレザー×ヘアカーフでお願いしました。ナチュラルレザーは飴色に変化していくところも楽しめます。ハイカットなので短めのパンツにも相性が良いと思います。女性サイズから男性サイズまでございます。

靴の取り扱いを増やしたくて、国内メーカーさんを中心に結構色々見ました。どれも素晴らしいものばかりでしたが、結局チョイスしたのは以前から扱っていたLa baume、そしてやはりインポートのDiego bellini、ということなのです。そこのところの理由を知りたい方は店頭で(笑)。ONLINE STOREに掲載しました。よろしくお願い致します。

ゴーシュ-チェビオットツイルのパンツ その他


ゴーシュからチェビオットツイルのウールパンツが入荷しました。カラーはグレーとネイビーです。綾織でたて糸が黒、よこ糸がそれぞれグレーとネイビーになっています。結構はっきりと織目が見えるので、無地のような印象ではないです。グレーはチャコールグレー、ネイビーはスミクロっぽいネイビー、といった色味です。ツイード用のざっくりした生地でとても暖かく、長野の冬には最適です。裏地はレーヨンとポリエステル混合の、ちょっと起毛した柔らかい生地なので、とても気持ちよいです。同素材のワイドパンツも入荷しています。

こちらはONLINE STOREに掲載しました。


エフスタイルからは籐のカゴが入荷しました。写真は波型(丸)です。その他には波型(楕円)、そして籐のかご(楕円)の入荷です。籐のかご(丸)はもう少しお待ちください。またホールガーメントのリブ編みウールニット、丸首ウールニットも再入荷しました。全色揃っています。

One – F / Ko

エフスタイルと曽田 耕。両者の協働によって生まれた’One’have one for lifeというシリーズが入荷しました。まずはステインプルーフの端材を使ったトレー。小物を入れたり、大きいサイズは机上のトレーとして、リモコンやペンなど入れても素敵です。写真は小さいサイズです。エフさんの新作靴べらを入れて、お店で早速使っております。不思議な愛着が湧く曽田さんの作るもの、なのです。

TUKIのパンツ

tukiからも何種類か入荷しています。


コンバットパンツ。今期はヘリンボーン織りです。カラーはブラックです。


こちらは去年好評だったパッチドワークパンツ。素材は8wale corduroyです。すみません、黒っぽく写っていますがモスグリーンです。かなり濃い色です。肌触りが滑らかで、上品なコーデュロイパンツです。


フィールド・トラウザーズ。高密度に織られたソリッド・ツイルで、風合いのいい生地です。カラーはネイビーです。

カツラギパンツ中国製に関して

今期よりゴーシュのカツラギシリーズが中国製の表記になっています。そのことについてデザイナーの泉さんから説明がありましたので、ちょっと紹介させていただきます。

現在、日本の縫製工場で働く方の殆んどが中国やベトナムからの研修生だということは、ご存知の方も多いと思います。もちろん研修生と言っても様々で、上手い人もいればそうでもない人もいます。今までカツラギパンツを縫製していた方は中国からの研修生で、非常に技術のある上手な方でした。帰国後も数か月単位で来日して縫製の仕事をしており、本人もやる気があるため、日本の工場の支援のもと今期より中国で仕事を受けることになった、、、というのが実情です。

「今まで信頼して縫製を任せていた経緯から、中国製に踏み切った」と泉さんはとおっしゃられていました。中国製ということで抵抗のある方もおられるかもしれません。もちろん日本製だからと言って必ず縫製が良い、ということでもないのですが、「日本の産業を守りたいので日本製を買う」という方もおられるかと思います。お知らせするのが遅くなってしまったことはお詫び申し上げます。ただクォリティーは以前のままです。中国生産されたのち、日本でボタンだけ付けて「日本製」と謳っているメーカーもあると聞きます。良いものなら正々堂々と中国製と表記したい、というのが泉さんの意向です。当店の在庫ではカツラギワイドパンツとカツラギのコートが中国製です。同型のコットンシルクデニムは日本製となっております。

以上です。中国製や日本製については個人的に思うところもあるのですが、また別の機会に書きたいと思っています。ではよろしくお願い致します。