And The Band Played Waltzing Matilda

リアム・クランシーがカバーしたこの曲を聴いたとき、確かトム・ウェイツも歌っていたよな、、、と思って調べたが出てこない。おかしいなぁと思ったら、ポーグスだったんだ。

すっかりそれで納得した訳だけれど、どうしてもトム・ウェイツの歌声が忘れられない。で、それがきっかけでこの歌のことを深く知るようになった。反戦ソングであろうことは英語の歌詞だけでもなんとなくわかる。でもそれ以上のことは知らなかった。「ザ・バンド・プレイド・ワルツィング・マチルダ」と「ワルツィング・マチルダ」は別の曲で、後者はオーストラリアの準国歌であり、彼らのアイデンティティーそのものなんだそうです。ちなみにワルツィング・マチルダとは、荷物(マチルダ)をもって放浪(ワルツィング)すること。トム・ウェイツは「ワルツィング・マチルダ」のサビ部分(動画の最後に歌われる部分)を或る曲の中で歌っていて、それがとても印象に残っていた、、、というわけです。

あまりに悲しい歌で、この曲をカバーしたシェインはやっぱり優しい人なんだと思う。アイルランドの歴史とも共鳴するんでしょうね。なぜコード進行がアイリッシュというか、ケルト音楽のそれなのかという疑問のある人は、調べてみるといいかも。リアム・クランシーのカバーも素晴らしいです。

先月末、ローレンス・ファーリンゲティが亡くなった事をインスタを通じて知った。シティライツ書店のバッグとか売ってるお店は、みんなニュースにしないといけませんねぇ。ノーディレクション・ホームに出演していた中では、リアム・クランシー、ヴァン・ロンク、ギンズバーグ、ピート・シーガー、そしてスーズ・ロトロ。みんな亡くなってしまった。これから先のこと考えるのが、ちょっと怖いです。