トライバル ラグ(部族絨毯)と呼ばれる西アジアの染織物が入荷しました。もともとは遊牧民が生活の道具として織っていたものだそうですが、時代と共にさまざまな変革をしながら今に至っています。遊牧民が織ったもの、村に定住しながら織り続けているもの、都市工房の絨毯、そして宮廷用の絨毯(いわゆるペルシャ絨毯)などに分けられるそうです。今回は19世紀末から20世紀中ごろの、遊牧民が織ったものや村の定住者が織ったもの、等を仕入れております。自分たちが育てた羊の毛を、主に天然由来の染料で染めています(一部ラクダの原毛も使われています)。ひとつひとつ丁寧に織られたラグは、見ていて本当に飽きが来ないです。