「トライバルラグ展」開催に関しまして

11月2日(土)から開催予定のトライバルラグ展。こんな時期に開催することについてはいろいろな意見もあると思います。自分の中にも迷う部分もあるのですが、とりあえず予定通り行います。DMに関しては一部地域にお住まいの方には、こちらで判断して発送を見合わせております。僕自身あまり土地勘がないので、ちょっとチンプンカンプンな送り方になってしまったかもしれません。被災された方や近親の方が被災された方など、DMが届いたことにより不愉快に思われる方もいらっしゃるかと思います。何卒ご容赦ください。

阪神淡路大震災で被災した時の経験や、その時感じた事などが自分の中で一つの指針になっていて、災害時にはよく思いだします。内容をここでいちいち説明することは控えさせていただきますが、ただ自粛するにしろ、そうでないにしろ、個人の考えのもと行動するべきであるとは思っています。いろいろな考え方や感じ方を尊重し、多くの人が優しさをもって自分なりに行動できれば、それが一番良いことなのではないでしょうか。

会場は去年と同じスケッチイン・ハイク2Fです。初日の2日(土)の午後3時からお話し会とスライドショーがあります。内容は京都・祇園祭の屋台に飾られる約300年ほど前の絨毯の事を中心に、さまざまな布についてのお話しになる予定です。大変興味深い内容ですので是非お越しください。開催期間は11月10日(日)までで、営業時間は11時から午後5時まで。期間中5日(火)はお休みとなっております。

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それではよろしくお願い致します。

トライバルラグあれこれ

tribeさんに譲ってもらったベシール絨毯。お店のたたきに敷いたらいいじゃないですか、と言われたんだけど、いくらボロボロとはいえベシールを土足の所に敷くなんて、僕には無理です(笑)。でも代わりに、以前個人的に購入していたバルーチのタイムリっぽいラグを敷いてみました。なかなかいい感じですが、自分の靴の手入れが行き届いていないところが気になりますね~。

そうそう、11月2日(土)から10日(日)まで「トライバルラグ展Ⅱ」を開催します。場所は去年と同じくスケッチイン・ハイクの2Fです。詳細は10月中頃にお知らせする予定です。去年はかなり好評いただいたので、今年も面白いものになるよう頑張ります。tribeの榊さんはとても温和な方で、知識も豊富です。話を聞いてラグやキリムを見るだけでも全く構いませんので、ご興味のある方は是非!

ラグやキリムなど


まだまだ暑い毎日ですが、こんな時でもキリムを中心にトライバルラグ!入荷しています。今回は初めてバルーチの細長いソフレなども仕入れてみました。このタイプ、以前はちょっと渋すぎるかな~?という印象を持っていたのですが、最近はとても好きなカテゴリーのひとつです。


クルド(ホラサーン)のキリム、こちらもソフレだそうです。色、サイズ共に好みな1枚。1930年代とのことです。


トルクメンの131cm×30cmの細長いタイプ。今回は古いトルクメンを何枚か見ることができました。思わず自分用に買いそうになっちゃいましたよ~。やばいやばい。


バルーチです。こちらも玄関マットくらいの小さいサイズで、織りも細かいです。


ベシールのフラグメント、絨毯ですがパイルがすり減ってキリムのように見えます。ボロボロで販売には向かないので、家で飾ってみようかなと思案中です。

他にもいろいろありますので、是非!

tribal rug 入荷!!

トライバルラグやキリムが沢山入荷しました。全部で14枚ほどあります。オールドと呼ばれる50~60年ほど前のモノで、コンデションも素晴らしいものばかりです。ラグは小ぶりなサイズから大きいものまで、種類はキリム・袋物などもあり見応え充分!

19世紀にアフガニスタンに移り住んだトルクメン族キジルアヤクのもの。サイズは大きめで200×107cmです。しっかりとしたパイルで、まさに絨毯、、、という感じです。アフガニスタンの北部の質の高い羊毛が使われているので、かなりの時間が経過しているにもかかわらず新品かと見紛うくらいのクオリティです。


こちらはトルクメン族の袋物の表皮です。サイズは120×45cmと細長いので、テントバッグでしょうか?みっしりとしたパイルがトルクメンらしいですね。


最後はアフシャール族のソフレと呼ばれるキリム。主食のナンを包んだり食卓として使われたりするものだそうです。左下に少しシミがあるせいか、かなりお買い得感のある価格です。

他にもたくさん入荷しています。大変おススメですので、この機会に是非!

トライバルラグ エキジビション を終えて

11日(日)までスケッチイン・ハイク2Fで開催しておりました「tribal rug exhibition 西アジアの染織物と遊牧民」は、おかげさまで無事終了いたしました。ご来場いただいたお客様、本当にありがとうございました。

バルーチ族やハムセ連合などの遊牧民が、暮らしの中で使っていたトライバルラグは、ギャベやペルシャ絨毯とはまた違う魅力を持っています。少しでもその魅力をお伝えするお手伝いができたのならば嬉しく思います。お買い上げいただきましたお客様には、実際に使われてみてのご感想なども聞かせていただければ幸いです。またtribeの榊さんの控えめで柔らかい語り口と丁寧な説明は、とても好評だったようです。僕自身はほとんど会場にはいませんでしたので、それだけが少々心残りではありますが、、、。また2回目以降の開催ができるようにと考えております。素朴で繊細、そして力強く美しい織物を、引き続き皆さんにご紹介していきたいです。

そうそう、エイトデイズではトライバルラグの販売も少量ですが始めています。僕がtribeさんのオフィスで選んできたラグですので、クオリティも良いものだと思います。気になる方は見に来てください。またご質問等ありましたらお気軽にお問い合わせください。それではよろしくお願いいたします。

トルクメンと嬉しいお知らせ

さて残すところ明日10日(土)と11日(日)の2日間だけとなりましたtribal rug exhibitionですが、お知らせがあります。土日と再びtribeの榊さんが在店します(土曜日は昼過ぎからになるそうです)。追加で少しラグやキリムを持ってきてくれるそうなので、一度来られて悩んでいる方などおられましたら、是非!

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tribal rug exhibition に関しまして

週末はスケッチイン・ハイクにて開催中の「tribal rug exhibition 西アジアの染織物と遊牧民」にご来場いただき、誠にありがとうございました。5日(月)と6日(火)は展示会場はお休みですが、7日(水)から11日(日)まで引き続き開催しています。なかなか触れる機会のない染織物ですので、是非ご来場いただければと思っております(エイトデイズ店舗は通常通り営業しています)。

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warangwayan morocco (ワランワヤン・モロッコ)

ワランワヤン・モロッコから久しぶりに商品が入荷しました。

まずは蓋つきバスケットです。サイズはS/M/Lの3種類で、持ち手部分の革の色はグレーとアイボリーが入荷しています。


ノスノスもいろいろな色が入荷しています。ノスノスはオンラインストアに掲載しております。
コチラ→

クロスステッチの入ったバブーシュや、シンプルバブーシュも再入荷しています。どちらも底は牛革ですべて手縫いのものです。一般的なバブーシュよりも耐久性に優れ、履き心地もとても良いと思います。バブーシュも近日中にオンラインストアにアップする予定です。

明日はお祭りのため、店の前の道路は午後3時まで通行止めです。須坂病院の駐車場が使えると思います。スケッチン・ハイクで開催中のtribal rug exhibitionと合わせてぜひご来店ください。また午後5時からはtribar rug exhibition展示会場で1930年代の遊牧民の様子を撮影した映画の上映会がございます。コチラも是非~。

tribal rug exhibition(トライバルラグ エキジビジョン)のお知らせ

11月2日(金)より11日(日)まで、「tribal rug exhibition-西アジアの染織物と遊牧民」と題した展示会を開催いたします。場所は同じく須坂にある雑貨店「スケッチイン・ハイク」の2Fです。エイトデイズから歩いて7、8分の場所です。今回はスケッチイン・ハイクとエイトデイズの共催という形になります。初めての試みで、僕自身もとても楽しみにしています。

トライバルラグは今までこのブログでも何回か紹介しておりますが、もともとは西アジア広域にまたがって暮らすさまざまな遊牧民が、その生活の中で使うために織られた絨毯やキリムのことを言います。現在では村に定住して織られているもの、商業用に大きな工房で織られているもの、などその形態はさまざまです。部族によって柄に特徴があり、とてもユニークで美しい織物なのです。今回はトライバルラグを30年以上にわたって輸入されているtribeさんのご協力により、アンティークやオールドの素晴らしいトライバルラグを展示販売させていただきます。また3日(土)の午後5時より1930年代に撮影された貴重なドキュメンタリーの上映会もございます。なかなか観られないものですので、この機会に是非。皆様のお越しをお待ちしております。

なお、エイトデイズ店舗の営業ですが、2日(金)は臨時休業です。また3日(土)は午後5時までの営業です。僕も上映会に参加したいので、、、。それ以降は通常通り営業していますので、展示会にお越しの際はついでにお立ち寄りいただけると嬉しいです。感想なども聞かせてください。展示会について何かわからない事等ございましたら、エイトデイズでもスケッチイン・ハイクでもどちらでも結構ですので、お問い合わせください。それではよろしくお願い致します。

トライバル ラグ

トライバル ラグ(部族絨毯)と呼ばれる西アジアの染織物が入荷しました。もともとは遊牧民が生活の道具として織っていたものだそうですが、時代と共にさまざまな変革をしながら今に至っています。遊牧民が織ったもの、村に定住しながら織り続けているもの、都市工房の絨毯、そして宮廷用の絨毯(いわゆるペルシャ絨毯)などに分けられるそうです。今回は19世紀末から20世紀中ごろの、遊牧民が織ったものや村の定住者が織ったもの、等を仕入れております。自分たちが育てた羊の毛を、主に天然由来の染料で染めています(一部ラクダの原毛も使われています)。ひとつひとつ丁寧に織られたラグは、見ていて本当に飽きが来ないです。